中京大学春のオ‐プン講座が土曜日11日から始まりました。 ほとんどの生徒さんが見馴れた顔、既に10年以上が経過第一回目からの生徒さんも数人居られます! 皆さん漸く自分の作品創りが出来る様な雰囲気になって来ました。 初めの内はただただ数を作り、家の中が自分の作品で一杯になった時、 完成度を求める様になるのです。 そんな時がワンステップ アップの時です。この頃急激に上手になって行かれる生徒さんが増え 教え甲斐があります。今回もそんな兆候が一杯見られた初日でした。 教室終了後、尾鷲市まで作品を運びました。 5月の連休3、4、5日と寺田康雄と世界の仲間達と銘打って、尾鷲陶(スエ)の会の 定例会展に協賛するのです。 これまでに私の収集したバナード リーチ氏の作品を始めとしてイギリス、カナダ、オ‐ストラリア等で 制作された作品を尾鷲市の熊野古道センターに特別展示します。 帰りは、朝釣れた特大のカツオを頂き我が家まで高速料金1000円。 ルンルン気分で到着しました。 #
by teradabizan
| 2009-04-15 10:11
| 日々の出来事
4月4日 昨日は陶磁郎編集長入沢美時氏の葬儀に参列する為東京に行って来ました。氏との付き合いは既に十数年になり陶磁郎が創刊した時(現代の狂王)と言うタイトルで執筆依頼が有った時からの付き合いでした。陶芸界への新しい提案、形式化した組織への提案、新しい陶芸には如何に伝統が大切なのかと言った提案、陶芸界が純粋美術と如何に付き合うかと言った提案、等々古い仕来たりの多い陶芸界に様々な提案を辛口に掲げ一石を投じて来た人です。3万とも5万とも言われている日本の陶芸家 その大多数の陶芸家は何らかのカタチで氏の影響を受けていたと思います!未だ61歳これからも遣って貰いたい事 一緒に遣りたい事等々山ほど有るのに 残念でなりません。 式場に飾られた遺影は軽く右手を挙げドロドロとした浮き世にさようならを告げていました。私達陶芸家は彼の陶芸に対するひた向きな純粋性を重く受け止め 次代の日本陶芸界に繋げる役割を果たして行かなくてはならないと思いました! #
by teradabizan
| 2009-04-05 19:15
| 未分類
4月1日付けで愛知淑徳大学の教授に就任しました。昭和51年から愛知教育大学に非常勤講師として学生達と関わりだして以来多くの教育機関で教鞭をとって来ました。40歳台前半には専任で幾つかの大学からも呼ばれた事が有りましたしが 師匠の馬場 彬先生は(君は陶芸家と教師、二足のわらじが履けるほど器用では無いから常勤の教師にはなるな!)言われた通り専任をお引き受けする事は有りませんでした。が一昨年専任の話しが持ち上がった時60歳台になるまで守った先生の言葉もそろそろ解禁では!とかってに考えて専任を引き受けるなら今しか無い、最後のお誘いだと思い 意を決して引き受けるべくお話しに乗りました。結果は私では無く別の陶芸家に決まりやはり専任で教鞭を取る事は一生無くなったかな!と思っていました。せっかく意を決して若者達に私の学んで来た事、経験して来た事等々伝えたい事は山ほど有るけど諦めるしかないなと思っていたところに 昨年春新たな専任話しが来ました。その話しは順調に進み今春4月1日着任したのです。陶芸家として遣って来た数十年間の経験や感じて来た事を話し伝えるチャスを新たに 与えられた思いです。陶芸を通してモノを見る目、価値観、人生観等々を伝えられたら嬉しいです そろそろ人生の第三幕助言に耳を傾けながら自身を隠す事無く曝したいモノです。 #
by teradabizan
| 2009-04-04 09:42
| 未分類
16日朝から清豊寺窯展(名古屋市民ギャラリー)搬入 この展覧会も6回目なので慣れては居るのですが大変な作業です!あと5カ月で満61歳になる老体には相当に応える仕事でした。無事搬入を終えて帰宅したのは8時を過ぎてしまいました。翌17日は初日でオ‐プニングパーティーです出品者2、3人の欠席を除くとほぼ全員参加スタッフを加えると30人は軽く越えた人数での宴会でした。特別参加して頂いた武蔵野美術大学教授の池田良二さんは遥々東京から合流して下さいました。翌々日19日朝広島に向けて愛車カローラバンでひた走り距離550キロを7時間半かけて広島竹原に到着しました!目的地はこの土地に古くから続く馬場病院、この病院エントランスに陶壁を作らせて頂いたのは10年以上前の事でした。その御縁で今回広島に来た以上立ち寄って欲しいと院長自ら連絡して頂きました。一晩飲みたい気持ちは私も同じなのです。料理自慢の院長夫人は次々と旬の食材を使って創作料理を出して下さいました!超満足! 翌朝院長始め3人の看護婦さんの案内で西の小京都と呼ばれている竹原の街を散策させて頂きました。3時頃別れを惜しみなが ら一路福山に向かいました、福山には日本庭園協会広島支部の面々6名の作庭家達が待ち構えていてくれまたのです。この作庭家達は全員20年以上前に、当時熱海にあった私のアトリエに来た事の有る人達ばかりです。私も含め皆老体になっては居ますが 闘志は衰えて居ない人達ばかりです。この日もまた広島の美酒を満喫ました。いよいよ21日は今回の広島旅行一番の目的 広島大学に楽窯を納入する事です。昼前広島大学入り口駐車場から生物学者の長沼先生とその補佐役のヒミコさんに電話をしました。生物学棟から駐車場迄は相当の距離なので待つ事20分近くでした。長沼先生は何度もお会いしていますがヒミコさんにお会いするのは初めて 何時もメールの最後に(卑弥呼)と有るのみでした。何歳位かな 背格好は 顔形は!あれこれ夢想に耽っていた人は真に卑弥呼さんでした。先ずは広島名物のお好み焼きを旅行者では絶対行き着けない秘密のお好み焼き屋さんで頂きました。そしていよいよ楽窯の焼成テストです。携帯用楽窯に炭を入れ釉薬を溶き素焼きの茶碗に溶いた釉を筆で塗り しばらく乾燥させて楽窯内に入れるのです。 茶碗は一個のみです、炭と茶碗が直にに当たるのを防ぐ為と温度を高温に保つ為に窯内には中篭と言うモノをを入れます、その中に茶碗を一個入れるのです。こういった焼き方は古くから存在しますが小さくコンパクトに設計した楽窯での焼成は私のアイデアなのです。(少し自慢)3時間ほどで持参した10個の茶碗は全て焼き上げました。後片付けを終えた頃は日も落ち一杯時間になっていたのです。酒豪の長沼先生とヒミコさんに案内して頂いた小料理屋2軒と各種の葉巻が取り揃えて有るシガ‐バーはいずれも再度行きたくなる場所でした。宿泊先の広島大学学士会館にたどり着いたのは次の日になっていました その日22日は清豊寺窯展の搬出が有る日なので昼過ぎ迄には名古屋にたどり着きたいのです。一眠りして6時には学士会館を出発 まだ暗く小雨の中広島にいっぱいの有り難うを言って復路に付きました。予定通り昼過ぎ1時頃名古屋市民ギャラリーに到着して 5時から車3台に搬出作品を積み込んで我が家に帰宅したのは8時 激動の一週間が無事終われた事にまたまた感謝です。 #
by teradabizan
| 2009-03-27 11:00
| 未分類
3月17日からは恒例の清豊寺窯展 名古屋市民ギャラリー8階で開催します。 中京大学理事長始めオ‐プン講座14名、美山陶芸教室14日の合同展です! 一昨年亡くなった父の美山は参考出品でスタッフ6名 合計で38名の合同展です! 時間の有る人は是非とも足を運んでください。 私は初日の17日にしか在廊出来ませんが関係者一同お待ちしています。 #
by teradabizan
| 2009-03-15 10:55
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