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薪窯コンファレンスにて

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Sturt 薪窯コンファレンスは盛大でした。
現オ‐ストラリア陶芸界の勢いが感じ取られる会でした。
世界陶芸会議議長のジャネットマンスフィ‐ルド(写真中央の方。一昨年の
美濃国際陶芸展では審査員として招かれました。)その夫チェスタ‐、オストラリア
ナショナルミュージアムのロバ‐ト ベル、オストラリア陶芸の父と言われる
ロバ‐トラッシュホ‐ド氏等、ほとんどの重鎮が顔を並べているのです。

一週間泊まり込みで行われるコンファレンスに私は二回のデモンストレーションと
四回のスライドプレゼテーションを遣りました。
大窯の築窯、のぼり窯の築窯、巨大な作品の制作過程、私の生まれ育った
焼き物の町瀬戸市の紹介等々です!
展覧会は八会場で開催していました。一番大きな体育館の会場では
50名以上の作家の作品と同時に焼き物関連の雑誌社が数社出版物を展示。
オストラリアだけでなくニュージ‐ランド・ドイツ・アメリカ等々の出版社です!

私の展覧会場は4人の講師とポ‐ルデ‐ビスの為に作られた特別展示室でした。
講師は私の他、アメリカのロン メイヤ‐ オストラリアのサンデー ロックウッドと
ロバ‐ト バロン。
今回のコンファレンスには日本の織部焼作家として呼ばれているので緑釉の
作品7点出品したところ、3日で全て売れてしまいました。

日本独特の緑釉作品は今回のコンファレンスでは人気を一人占めした感じでした。
日本陶芸、瀬戸美濃の陶芸の心意気を示せた気分でした。
by teradabizan | 2008-05-29 11:17 | 日々の出来事
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