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博多祟福寺への納品を終えて しばしの休息です。

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九州博多の祟福寺は黒田如水、長政の菩提寺です。この九州軌っての名刹に昨年新しい住職が入られました。満を持して来月10月3日晋山式が行われます。その時に使われる引き出物の依頼を受けたのは丁度一年前 粘土の採取に始まり制作、薪の準備は乾燥を考慮すると半年以上前しておかなくてはなりません。素焼き前の形等の吟味、絵付け、釉薬掛け、窯詰め、焼成、織部釉の渋抜きそして最後の選別、箱詰め、包装 62歳にして今後の陶芸活動はどう有るべきかを問い直す一年間でした。9月17日午前中寺に納品して全てを終えたら暫くは休みたいと思っていたのですが 全然そんな気は起こらず 次なる目標が溢れ出て来てどこから手を付け様かと迷っています。 確かに今年の夏は二回ののぼり窯焼成で疲れ果てはしましたが 目標を定めて邁進すれば疲れよりも喜びの方が遥かに大きく 休んでぶらぶらしているより制作していた方が疲れ無いのが陶芸家なのでしょうか? 今回の仕事を是非とも見せたかった人がいました。入沢美時氏です!昨日春疾風のごとく人生の幕を引いた氏!陶芸専門誌を袈裟懸けに大刀で振り下ろした
人!氏は二十年ほど前突然私の前に現れ陶芸誌[陶磁郎]を創刊したのです。 私は廃刊されるまでの二十年間ある時は激論し叱咤されたり激励されたり、私の陶芸活動には切っても切り離せ無い人でした。今は亡き入沢美時氏に今回の織部茶碗創作過程を一部始終見せられ無かった事が残念でなりません。
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by teradabizan | 2010-09-21 11:11 | 未分類

一年掛かりの茶碗作りにようやく終止符が打てそうです。

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一年掛かりの茶碗作りにようやく終止符を打つ事が出来そうです。8月22日に 黒部入りして7月の豊田中京大学キャンパス内に有る元屋敷窯での焼成は350個窯詰めしましたが何とかギリギリ及第点は230個 今回黒部のぼり窯で何個取れるか心配していました。 23日からの窯詰めはまさに猛暑の中 暑さは想定内でしたがさすがに今年の暑さは格別でした。28日夕方火入れをして胴木間を一昼夜焚き29日夕方一の房で有る捨て間に移る 30年以上焚いて来た窯ですがこの時が一番難しく緊張します。今回は天の助けか何ともスムーズに移る事が出来ました。二房目は茶碗役130個を窯詰めしました。三房目は300個近くを窯詰めして有るので 緊張度も格別です。しかし二房目は10時間 三房目は6時間ほとんどアクシデント無く焼き上がりました。1日半冷まして今日昼前に捨て間と一の房の窯出しをしました。未だ渋抜きがして無いのでハッキリはしませんがかなり納得出来る焼き上がりでした。
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by teradabizan | 2010-09-01 15:53 | 未分類