父の葬儀から一週間が経過しました。
早く通常の生活に戻らなくてはと思うのですが、後で訃報を聞いたと
まだまだ弔問客の来訪が相次いでいます。
父は昨年辺りから
「死ぬならコロッと死にたい。年末の勅題茶碗作りを終えてから死にたい!」と
昨年も出来るか心配していた様ですが、なんとか乗り切り
今年も見本作りだけは完成させていましたが、
残念ながら制作までには至りませんでした。
不肖ながら私寺田康雄がその違志を引き継ぎ制作に当たる事にしました。
晩年の父美山が全精力を傾けて制作し続けた勅題茶碗。
今年の御題 火 は私と亡き父のコラボレーションです。